8月18日(ブルームバーグ):米リーマン・ブラザーズ・ホールディングスは18日付のリポートで、8月に金融市場が比較的平穏だったからといって、信用危機の終えんを意味すると考えるのは時期尚早だとの見方を示した。
ジャック・マルビー氏らリーマンのアナリストは「グローバル・レラティブ・バリュー」リポートで、「恐らく最悪期は過ぎた」だろうが「確信はない。次のリスク再燃に備えるべきだ」と警告した。
米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローンの焦げ付きは誰も予想しなかった形で地方債やストラクチャード・インベストメント・ビークル(SIV)、入札方式証券(ARS)などに波及した。同様に、世界で始まりつつあるリセッション(景気後退)も、市場や業界、発行体について新たな発見をもたらし、リスク資産の価値にとって好ましくない認識につながるかもしれないとリポートは指摘している。
リーマンは過去1年に3回、信用市場が底を打ったとの見方を示したが、いずれも間違っていた。現在の「夏半ばの息抜き」が長続きするかどうか、「あまり自信がない」という。
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:アムステルダム 木下 晶代 Akiyo Kinoshita akinoshita2@bloomberg.net Editor:Akiko Nishimae 記事に関する記者への問い合わせ先: John Glover in London at johnglover@bloomberg.net
更新日時 : 2008/08/18 23:52 JST
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=a...